SoftBank版のiPad mini retina display model( iPad mini2 )で、Sim下駄(R-SIM10 Ver10.1)を使ってOCNモバイルOneの音声SIMを認識させる
SoftBank版のiPad mini retina display model ( iPad mini2 )で、Sim下駄(R-SIM10 Ver10.1)を使って、OCNモバイルOneの音声SIMを認識させる実験をした備忘録。
<追記>
iOS8.4にUpdateしてみたら、そのまま認識している。
<参考:R-Sim10>
Amazonで購入できる。
OCNモバイルONEのSIMも購入可能
<R-Sim9 Goldとの違い>
専用のSimトレイは必要なく、オリジナルトレイを利用する。
iPad mini retina display model のSimトレイを削らなくてよいので便利である。
R-SIM9 Gold R-SIM10
SIMとの接触面には接着剤が塗ってあり、保護紙を取って使用する。
<作業前の注意事項>
・SIM交換前の iPad mini retina display model の 設定変更
1.「LTE回線を使用」を「Off」にする
「設定」-「モバイルデータ通信」で「4GをONにする」を「Off」にする
「ON」でも繋がる場合があるが圏外になる可能性が高く、最初は「Off」がいいと思う。
2.「iMessage」を「Off」にする
「設定」-「iMessage」で「iMessage」を「Off」にする
3.「FaceTime」を「Off」にする
「設定」-「FaceTime」で「FaceTime」を「Off」にする
4.すべてのアプリを「Off」にする。
※設定を変更する理由は、国際SMS通信料で50円/回の利用料がかかるためだったと思う。
5.WIFIでつながる状態にしておく。
<前提条件>
利用したR-Sim10 Ver10.1:中国の業者から購入したもの。
iPad mini retina display model : Softbank版 IOS 7.1.2
OCNモバイルONE 音声SIM ピンク AX05n
(データ通信用のSIMを解約して音声SIMにしたため、使ってみた。)
<手順>
①元キャリアのSimを入れた状態で、 iPad mini retina display model を起動させる。
「設定」-「モバイルデータ通信」で、モバイルデータ通信は「ON」でもよいが、「4Gをオンにする」は「Off」にしておく。
4GをOnでもキャリアは掴めるが、Offにしたほうが掴みやすい。
②元キャリアのSimを外して、Sim下駄(R-SIM10)+OCNモバイルOneの音声SIMを挿入する。
③待っていると以下の画面が出るので、input imsi をタップする。
以下の画面が出るので「4402080」と入力し送信をタップする。
以下の画面が出るので利用しているIOSのVerをタップする。
この例では「For 4G SIM CAD(TMSI Mode US)」を選択。
以下の画面が出るので「M1」をタップする。
(ここがVer9.9と違うところ)
以下の画面が出るので「了解」をタップする。
④しばらく待っていると、「検索中」となり、キャリアを掴むまでじっと待つ。
「検索中」とならない場合は、「設定」-「モバイルデータ通信」-「SIM App」を選択する。
表示されるメニュの中から「Restart SIM Card」を選択する。
そうすると以下のような画面が出てトーンが発信されるので「OK」ボタンを押す。
(ここから先は写真がうまくとれなかったのでiPhone5Sの画面で代用。)
しばらく待っていると、「検索中」となり、私の場合は以下のようになった。
アンテナ5本●●●●●ミ(WIFIマーク)
この状態で、スライドしてロック解除し、「SIMが無効です」のところまで行く。
ここまで来たら、一旦、SIMを取り出して再度SIMを挿入する。
そうすると、再度検索が始まって、DOCOMOの電波を掴んだ。
注意点:アンテナ5本●●●●● DOCOMOと表示されればよいが、
アンテナ1本●○○○○ DOCOMOと表示された場合は、再検索になる。
この場合、再検索後、SIMなしor圏外となる確率大。
SIMを抜き差しするか、電源Off⇒再起動がよいかも。
※電波が掴めたら、以下の対応をした。
①キャリアを手動でDOCOMOにする。
確実にDOCOMOの選択にしたいので、R-SIM9 Goldからいつもこうしている。
②APNの設定。
OCNモバイルONEのデータ確認端末ページにAPN構成設定ファイルへのリンクがあるのでクリックしてインストールする。
OCNモバイルONE データ確認端末ページ
③4GをON
モバイルデータ通信で4GをOffにしていたのをONにする。
ONにすると4Gが掴めず圏外になることがあるが、
Offに戻して検索させると3Gは問題なく掴めた。
「①キャリアを手動でDOCOMO」にしていると4Gが掴みやすいと思っている。
■<参考:常用検討>電源Off⇒再起動時にキャリアを掴む。
電源Off⇒再起動でキャリアを掴むまでのパターンは、いくつかある。
①SIMなし
②アンテナ5本●●●●●ミ(WIFIマーク)
③アンテナ1本●○○○○ DOCOMO ⇒ 検索中 ⇒ 圏外
※圏外となった場合は、4GをOffにしても、圏外病から復帰せず。
仕方がないのでiPhone4Sで圏外病から復活させた。
(R-SIM10+iPhone4Sの組み合わせで圏外病からの復活可能)
④アンテナ1本●○○○○ DOCOMO ⇒ 検索中 ⇒ SIMなし
⑤アンテナ5本●●●●● DOCOMO
①~④の状態になったら、電源Off⇒再起動をして、⑤が出てくるのを気長に待つ。
4GをOffにしていると⑤となりやすい。
各パターンの出てくる順番は不同で、何回か繰り返していれば、⑤となった。
もしくは、②の状態でスライドしてロック解除し、「SIMが無効です」のところまで行き、
SIMを抜き差しして、⑤となるのを待つ。
■<参考:4Gを掴む>
4Gをオンにするを「On」にして、左上の電波状況が「●●●●●Docomo」のままだったらOK。
「●●●●●Docomo」⇒「●○○○○Docomo」ならばNGで、この場合は、4Gをオンにするを「Off」にして3Gに戻し、圏外病になるのを防ぎ、再度、4Gをオンにするを「On」にしてトライする。
なぜかはわからないが、初めて利用した際には、4Gを掴めなかった。
「●○○○○Docomo」から圏外病に直行したしまった。
1日くらい3Gで放置しておいて、4Gをオンにするを「On」にすると、嘘のように簡単に4Gが掴めた。
4Gが入りにくい場所に行く場合は、4Gをオンにするを「Off」にしておくように心掛けようと思う。
■注意事項
SIMを入れ替える場合は要注意
接着剤で引っ付いた状態になっているので、無理に引きはがそうとすると、下駄を折り曲げて破損してしまうかもしれない。
ゆっくり落ち着いて剥がす必要があると思う。
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こんにちは。とても参考になる記事で興味深く読ませていただきました。
ところで質問なのですが、SIMロック解除後は下駄+MVNO SIMを入れたままにしないといけないのでしょうか。それともMVNO SIMだけでいいのでしょうか。教えていただければ幸いです。
投稿: | 2015年4月21日 (火) 17時43分
素晴らしい記事を参考にさせてもらいました。
SoftBank 第1世代 iPad mini Wi-Fi + Cellular [iOS8.4.1]
R-SIM10 Ver10.9→imput imsi→4402080→TMSI.2G3G4G→M3
Freetel のデータ専用+SMS SIM を使用して成功しました。
しっかりと4G捕まえてます。ありがとうございました。
質問ですが、SMSなしのデータ専用SIMでも同じようにできるのか教えてください。
他のホームページでiPhoneでの音声SIMか、SMS付プランじゃないと
失敗すると書いてありましたので、iPadではどうなのでしょうか?
料金的に151円の差ですがiPadのSMSはできないので必要ないです。
事務手数料3,240円が無駄でも、データ専用SIM契約して
実験してみないと分からないでしょうか?教えて下さい。
投稿: inspire777xyz | 2015年10月31日 (土) 21時31分
Freetel データ専用SIM契約したので、結果発表します。
やはり、データSIMだけでは4Gを捕まえることができずに圏外病になってしまうので、
3Gのみの接続に限定です。
屋外で4Gの電波が届きにくい場所では、圏外病になる恐れがあるので、
3Gのまま、使い続けようと思います。
因みに、テザリング不可、脱獄するしかない。
SoftBank iPhone4s [iOS8.4.1] も試みました。
R-SIM10 Ver10.9→JB SoftBank→i4S→TMSI.2G3G4G→M3
Freetel データ専用+SMS で成功!テザリング不可
データ専用SIMのみでは電波をつかむことができませんでした。
SMS付だとすぐに成功します。
最初にキャリアの自動選択OFFでNTT DOCOMOをチェックして成功した状態のあと、
キャリアの自動選択を自動にして再設定を試みたところ待機状態でも、
安定して3G接続成功しました。
[上記の記載はあくまでも個人見解です。]
投稿: inspire777xyz | 2015年11月 7日 (土) 19時17分
はじめまして。この度、R-Sim10+ Ver10.11(中国業者製)をAmazonより購入し、iPad Air 32G(Softbank版 iOS 9.3.5)にデータ専用の格安SIM(FREETEL SIM for iPhone(+SMS))を使って、ネットサーフィンとメール等のために使用したいと考えて(SIMフリーiPhoneSEでこちらは音声付きNifMoで格安SIMを経験済み)、SIMロック解除を初めて挑戦しました。
SIM下駄(R-SIM10+)を履かせて、多くのブログ等で手順の解説が成されている通り、設定画面のおまじないを経て、3Gの電波は掴めたのですが、docomoが表示されず(アンテナ5本●●●●●ミ(WIFIマーク))、アクティベーションエラーに陥いり、一週間ほどずっとSoftBank版iPad AirのSIMロック解除ができずにいました。
しかしながら、今回、貴殿のブログを見て、やっとdocomoが表示され、SoftBank版iPad Airを格安SIMで使用できるようになりました。
キモは、SIMの最初の設定画面で、一番上の【input imsi】をタップし、「4402080」と入力し送信をタップする。次の画面で、"iOS9 CDMA 4G Card"(利用しているiOSのVer)をタップして、「了解」を押した後、再起動しましたら、なんとdocomoが表示されたのです。感動しました。
このような貴重な手順の解説、本当にありがとうございました。
投稿: へーすけ | 2016年9月24日 (土) 21時55分